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大腸ポリープ

大腸ポリープの症状について

大腸ポリープは、大腸の内側にできるイボ状の隆起のことです。多くの場合、自覚症状がないため、検診や他の病気の検査で見つかることがほとんどです。しかし、ポリープの種類や大きさによっては、以下のような症状が現れることがあります。

  • 便潜血検査陽性・・健康診断などで便潜血検査を受けた際に、陽性と判定されることがあります。これは、ポリープから出血している可能性を示唆しています。
  • 血便・・肉眼で確認できる血便が出ることがあります。便に血が混ざっている、または便器が赤く染まるなどの症状が見られます。
  • 便通異常・・便秘や下痢を繰り返す、便が細くなるなどの便通異常が現れることがあります。これは、ポリープが腸管を圧迫したり、腸の動きを妨げたりすることが原因と考えられます。
  • 腹痛・・まれに、ポリープが大きい場合や炎症を起こしている場合に、腹痛を感じることがあります。
  • 貧血・・ポリープからの慢性的な出血により、貧血を引き起こすことがあります。

これらの症状は、大腸ポリープ以外の病気でも見られることがあります。気になる症状がある場合は、自己判断せずに、早めに医療機関を受診することが大切です。当院では、大腸内視鏡検査による精密な検査を行い、ポリープの有無や状態を詳しく調べることができます。

大腸ポリープの原因について

大腸ポリープの明確な原因はまだ解明されていませんが、いくつかのリスク因子が指摘されています。これらのリスク因子が複合的に関与して、ポリープの発生につながると考えられています。

  • 加齢・・年齢を重ねるごとに、大腸ポリープの発生リスクは高まります。特に50歳以上の方に多く見られます。
  • 食生活・・高脂肪、低食物繊維の食事は、大腸ポリープのリスクを高める可能性があります。また、赤身肉や加工肉の摂取量が多いことも、リスク因子として挙げられています。
  • 遺伝的要因・・家族性大腸腺腫症(FAP)やリンチ症候群などの遺伝性疾患は、大腸ポリープの発生リスクを著しく高めます。これらの疾患を持つ方は、若いうちから定期的な検査が必要です。
  • 喫煙・飲酒・・喫煙や過度の飲酒も、大腸ポリープのリスクを高める可能性があります。
  • 肥満・運動不足・・肥満や運動不足は、大腸ポリープだけでなく、さまざまな生活習慣病のリスクを高めます。
  • 炎症性腸疾患・・潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患を持つ方は、大腸ポリープの発生リスクが高いことが知られています。

これらのリスク因子に注意し、生活習慣を改善することで、大腸ポリープの発生リスクを下げることができます。当院では、患者さん一人ひとりの生活習慣や家族歴などを考慮し、最適な予防法を提案しています。

大腸ポリープの種類について

大腸ポリープには、さまざまな種類があり、大きく分けて腫瘍性ポリープと非腫瘍性ポリープに分類されます。腫瘍性ポリープは、がん化する可能性があるため、注意が必要です。

腫瘍性ポリープ

  • 腺腫・・大腸ポリープの中で最も多い種類で、がん化する可能性があります。大きさや組織型によって、がん化のリスクが異なります。
  • 鋸歯状病変・・近年注目されているポリープで、がん化する可能性があると考えられています。従来の検査では発見が難しい場合もあります。

非腫瘍性ポリープ

  • 過形成性ポリープ・・がん化するリスクは低いと考えられています。小さなものが多く、大腸の奥にできることが多いです。
  • 炎症性ポリープ・・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病など)に伴ってできるポリープです。
  • 過誤腫性ポリープ・・ポイツ・イェガース症候群などの遺伝性疾患に伴ってできるポリープです。

大腸内視鏡検査では、ポリープの種類や大きさ、数などを詳しく調べることができます。当院では、内視鏡検査時にポリープを発見した場合、可能な限りその場で切除し、病理検査を行って確定診断を行います。

大腸ポリープの治療法について

大腸ポリープの治療は、ポリープの種類、大きさ、数、がん化のリスクなどを考慮して決定されます。主な治療法としては、内視鏡的切除と外科的手術があります。

内視鏡的切除

大腸内視鏡を用いてポリープを切除する方法です。開腹手術に比べて体への負担が少なく、日帰りで行える場合もあります。

  • ポリペクトミー・・スネアと呼ばれる金属製の輪をポリープに引っ掛け、焼き切る方法です。小さなポリープに適しています。
  • 内視鏡的粘膜切除術(EMR)・・生理食塩水などを粘膜の下に注入し、ポリープを持ち上げてから切除する方法です。大きなポリープや平坦なポリープに適しています。
  • 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)・・特殊なナイフを用いて、ポリープの粘膜下層を剥離しながら切除する方法です。さらに大きなポリープや早期がんにも対応可能です。

外科的手術

内視鏡的切除が困難な場合や、がんが疑われる場合に選択されます。腹腔鏡手術や開腹手術があります。

当院では、内視鏡的切除を積極的に行っており、患者さんの負担を最小限に抑えた治療を心がけています。ポリープの大きさや状態によっては、連携している高度医療機関にご紹介することも可能です。

料金について

大腸ポリープの検査・治療にかかる費用は、保険診療の適用となります。ただし、ポリープの切除個数や使用する器具、病理検査の有無などによって費用は異なります。
詳しくは以下ページをご覧ください。

診療料金について

大腸ポリープについてのよくある質問

Q1. 大腸ポリープは必ずがんになりますか?

A1. いいえ、すべての大腸ポリープががんになるわけではありません。しかし、腺腫と呼ばれる種類のポリープは、放置するとがん化する可能性があるため、切除することが推奨されます。

Q2. ポリープを切除した後は、再発しますか?

A2. ポリープを切除した後も、再発する可能性はあります。そのため、定期的な大腸内視鏡検査を受けることが大切です。当院では、患者さんのリスクに応じて、最適な検査間隔をご提案しています。

Q3. 大腸内視鏡検査は痛いですか?

A3. 大腸内視鏡検査は、多少の不快感を伴うことがありますが、当院では、鎮静剤を使用することで、ほとんど痛みを感じずに検査を受けていただくことができます。ご希望の方はお気軽にお申し付けください。

Q4. 大腸ポリープを予防する方法はありますか?

A4. 大腸ポリープの予防には、食生活の改善、適度な運動、禁煙などが有効です。高脂肪、低食物繊維の食事を避け、野菜や果物を積極的に摂るように心がけましょう。また、定期的な大腸がん検診を受けることも大切です。

院長より

当院では、患者さん一人ひとりの症状やご希望に合わせた、最適な大腸ポリープの検査・治療を提供しています。内視鏡検査に対する不安をお持ちの方も、安心して検査を受けていただけるよう、丁寧な説明と優しい対応を心がけております。

私は、消化器内科専門医として、これまで数多くの大腸ポリープの診断・治療に携わってきました。内視鏡検査の技術はもちろんのこと、患者さんの立場に立った、きめ細やかな診療を大切にしています。ささいなことでも構いませんので、気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

当院は金沢駅からのアクセスも良好です。地域の皆様の健康をサポートできるよう、スタッフ一同、誠心誠意努めてまいります。

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