痔核(いぼ痔)
痔核、いわゆる「いぼ痔」は、肛門周辺にできる良性の腫れです。誰にでも起こりうる身近な病気ですが、症状が進むと日常生活に支障をきたすこともあります。当院では、患者さん一人ひとりの症状やライフスタイルに合わせた丁寧な診察と、最適な治療法をご提案しています。痔核でお悩みの方は、どうぞお気軽に当院にご相談ください。
痔核(いぼ痔)の症状について
痔核の主な症状は、以下の通りです。
- 排便時の出血
- 肛門の痛み
- 肛門のかゆみ
- 肛門からの脱出
これらの症状は、痔核の進行度合いによって異なります。初期の痔核では、排便時に少量の出血がある程度ですが、進行すると、排便時以外にも出血したり、肛門からいぼが飛び出してきたりすることがあります。
痔核(いぼ痔)の原因について
痔核の原因は、以下のものが考えられます。
- 便秘や下痢
- 長時間同じ姿勢での作業
- 妊娠・出産
- 加齢
- 冷え性
- 刺激物(アルコールや香辛料)の過剰摂取
これらの要因が重なることで、肛門周辺の血管が圧迫され、うっ血して痔核が形成されると考えられています。特に、便秘や下痢は、排便時にいきむことで肛門に負担がかかり、痔核を悪化させる原因となります。
痔核(いぼ痔)の種類について
痔核には、大きく分けて以下の2種類があります。
- 内痔核・・肛門の内側にできる痔核。痛みを感じにくい
- 外痔核・・肛門の外側にできる痔核。痛みを感じやすい
内痔核は、さらに進行度合いによって4段階に分類されます。
- 排便時に出血があるが、いぼの脱出はない
- 排便時にいぼが脱出するが、自然に戻る
- 排便時にいぼが脱出し、指で押し込まないと戻らない
- 常にいぼが脱出したままになっている
外痔核は、血栓(血のかたまり)ができると、激しい痛みが生じることがあります(血栓性外痔核)。
痔核(いぼ痔)の治療法について
痔核の治療法は、症状や進行度合いによって異なります。軽度の痔核であれば、生活習慣の改善や薬物療法で症状を緩和することができます。
生活習慣の改善
- 便秘や下痢の改善・・食物繊維を多く含む食品を積極的に摂取し、規則正しい排便習慣を心がけましょう。
- 長時間同じ姿勢での作業を避ける・・適度に休憩を挟み、軽い運動を行いましょう。
- 体を温める・・入浴やカイロなどで体を温め、血行を促進しましょう。
- 刺激物の摂取を控える・・アルコールや香辛料の過剰摂取は避けましょう。
薬物療法
症状に応じて、以下の薬を使用します。
- 軟膏・坐薬・・炎症を抑え、痛みを緩和します。
- 内服薬・・血行を促進し、炎症を抑えます。
これらの治療で改善が見られない場合や、痔核が進行している場合は、手術が必要となることがあります。
手術療法
当院では、患者さんの状態に合わせて、以下の手術法をご提案しています。
- 結紮(けっさつ)切除術・・痔核の根元を糸で縛って切除する方法です。
- 硬化療法・・痔核に硬化剤を注入して、小さくする方法です。
- ジオン注(ALTA療法)・・痔核に特殊な薬剤を注射し、痔核を縮小させる方法です。出血を伴う内痔核に特に有効です。
手術の方法や費用、入院期間などについては、診察時に詳しくご説明いたします。
料金について
痔核の治療にかかる費用は、保険診療と自費診療があります。診察や薬物療法は保険診療となりますが、手術の場合は、手術の種類や入院期間によって費用が異なります。詳細はお問い合わせください。
【痔核治療の料金例(保険診療3割負担の場合)】
| 診療内容 | 費用(目安) |
|---|---|
| 初診料 | 約800円 |
| 薬代(1週間分) | 約500円~1,500円 |
※上記はあくまで目安です。実際の費用は、症状や治療内容によって異なります。
【痔核手術の料金例(保険診療3割負担の場合)】
| 手術内容 | 費用(目安) |
|---|---|
| 結紮切除術 | 約20,000円~30,000円 |
| ジオン注(ALTA療法) | 約30,000円~40,000円 |
※上記はあくまで目安です。入院費用やその他の費用は別途必要となります。詳細はお問い合わせください。
痔核(いぼ痔)についてのよくある質問
Q1. 痔核は自然に治りますか?
A1. 軽度の痔核であれば、生活習慣の改善や薬物療法で症状が緩和されることがあります。しかし、進行した痔核は、手術が必要となることがあります。早めに受診し、適切な治療を受けることが大切です。
Q2. 痔核は再発しますか?
A2. 痔核は、原因となる生活習慣を改善しないと再発することがあります。治療後も、便秘や下痢の予防、長時間同じ姿勢での作業を避けるなど、生活習慣に注意することが大切です。
Q3. 痔核の手術は痛いですか?
A3. 手術の方法や麻酔の種類によって痛みの感じ方は異なります。当院では、患者さんの痛みを最小限に抑えるよう努めております。ご不安な場合は、診察時に遠慮なくご相談ください。
Q4. 妊娠中でも痔核の治療はできますか?
A4. 妊娠中は、ホルモンバランスの変化や便秘などが原因で、痔核が悪化することがあります。妊娠中でも使用できる薬や、手術の方法もありますので、まずはご相談ください。
院長より
痔核は、多くの方が経験する病気ですが、恥ずかしいと感じてなかなか受診されない方もいらっしゃいます。しかし、放置すると症状が悪化し、日常生活に支障をきたすこともあります。当院では、患者さん一人ひとりの悩みに寄り添い、丁寧な診察と適切な治療法をご提案しています。痔核でお悩みの方は、どうぞお気軽に当院にご相談ください。私達は、痔核の診断と治療に豊富な経験を持っており、患者さんが安心して治療を受けられるよう、最新の医療技術と温かい心遣いを心がけています。特に、ジオン注(ALTA療法)を用いた治療に力を入れており、日帰りでの治療も可能です。金沢駅からのアクセスも良く、お仕事帰りにもお立ち寄りいただけます。皆様のご来院を心よりお待ちしております。
